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【危険なの?】Tandemの安全性や口コミについて徹底解説

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”Tandem”というアプリが、英語の勉強に使えるかどうか気になっています。ただ、出会い系のようで安全性にも不安があります。詳しく教えて欲しいです。

こんなお悩みを解決します。

本記事の内容
  • Tandemについて徹底解説
  • Tandemの効果的な使い方

今回は言語交換アプリとして、ハロートークと並んで紹介される「Tandem」について徹底解説します。

僕自身6ヶ月以上タンデムを使っているので、実際に体験してわかったことなども共有しながら解説していきますね。

後半ではTandemの使い方についても触れているので、あわせてチェックしておきましょう。

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安全性:Tandemは基本的に安全ですが、使い方次第で危険に…

結論から言うと、Tandemの使用は(正しく使えば)安全です。そもそも、Tandemというアプリについて誤解されている方が稀にいるのですが、Tandemは出会い系アプリではありません

本アプリは、「言語交換を目的としたコミュニケーションアプリ」となっています。なので、「外国人の彼女が欲しい」などの目的で利用するつもりだった方には、このアプリはオススメできません。

ただ、みなさん自身がそんなつもりじゃなくても、相手がそういったことを目的としている変な人だったら困りますよね。しかし、そういった方がいるのも事実なんです…

自分の身を自分で守るためにも「変な人に話しかけられたら無視をする」「しつこくチャットしてくるならブロック・通報」など対策をお願いします。

しっかり対策し、自分から余計な個人情報を明かさない限り安全に使えます。
ささみ
ささみ

僕自身6ヶ月以上使ってきましたが、ほとんどのユーザーはまっとうに外国語を勉強している方々です。

そのような人たちに出会うには、自分の利用目的にあった言語パートナーの探し方が肝になります。こちらの記事で詳しく解説していますよ。

>>HelloTalkで自分の学習目的にあったパートナーを見つけられる3つの方法

また、言語交換アプリ全般に潜む危険性とその対処法について知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

>>【決定版】HelloTalkなどの言語交換アプリに潜む危険性と安全に使うための対処法

口コミ:Tandemの良い評判と悪い評判

続いて、Tandemの実際の口コミや評判について解説していきます。良い評判としてはこのようなものがありました。

  • 海外の人と簡単に話せる
  • 無料で十分機能が使える
  • 多くの人が話しかけてくれる

こう見ると、Tandemの最大の魅力は「海外の人と簡単に話せる」という点だと言えるでしょう。良いパートナーを見つければ、無料で英会話をすることができるのでコスパ最強です。

また、無料で十分なほど利用できるのもいいですね。有料プランになると、より多くの人と出会えるようになりますが、無料で十分です。

一方で、悪い評判としては以下のようなものがありました。

  • 詐欺っぽい人がいる
  • 出会いを求めている人がいる
  • 顔写真の必要性がわからない

Tandemを利用して詐欺まがいのことや、恋愛目的で利用している人が一定数います。僕自身が詐欺っぽい人に出会ったことはありませんが、出会ったばかりで他のSNSアカウント(WhatsAppやLINE)を聞いてきた人はこれまで8人程度いました。

ただ、正しく対処すれば全然怖くありません。前述したように、「変な人に話しかけられたら無視をする」「しつこくチャットしてくるならブロック・通報」等の対策をとることで安全に利用できます。

また、相手のアカウントを通報したらすぐに公式がBANしてくれます。こういったサービスは充実しているので、安心して始めてください。

3つ目の口コミの「顔写真の必要性がわからない」については、半分賛成で半分反対です。確かに、言語交換アプリのハロートークでは顔写真は出す必要がありません。

出会い系でもないのに顔写真が必要であるという点に関して不満を持つ人が一定数いるようです。ただ、顔が見えていない相手と話すよりも、見えている相手と話す方が安心感があると思います。なので、僕は顔出しには結局賛成って感じです。

ただ、中にはここまで読んでこのような思いが芽生えた人もいるのではないでしょうか。

①顔出し・本名ってのが嫌だな…

②友達にバレたら嫌だな…

このようなお悩みを次の項目で解決します。

Tandemの顔出し・本名について

Tandemでは、基本的に顔出し・本名(下の名前)は必須です。しかし、解決策もあるのでここで紹介しておきます。

顔写真を後悔したくない人向け

顔写真はできるだけ公開してもらいたいと思っています。というのも、公式的なルールで「公開必須」と書かれているからです。また、Tandemのアカウント作成の審査の際にも顔写真の提示が求められます。

Tandemでは、アカウント作成に審査があり、そこで顔写真・本名の提示が求められます。
ささみ
ささみ

審査は超簡単なので安心してください。

ただ、「本当にいやなんだ!」という方のためにも解決策を紹介しておきます。それは「審査が認められた後に顔写真を変える」ということです。

審査が認められれば顔写真である必要は(一応)ないので、その瞬間に画像を変えれば問題ありません。

ただ、顔を出すことで地球のどこにいるかもわからない人とチャットをする時の不安感が和らぐので、出せるなら出した方がいいです。

ほとんどのユーザーが顔写真を出しているため、あまり神経質にならなくて大丈夫だと思います。名前に関しても同じような感じです。

顔写真と同じ手順で、審査では本名で登録して、審査合格後にニックネームに変えればOKです。

ささみ
ささみ

名前の変更は一度までなので注意が必要ですよ。

友達にバレたくない人向け

友達にバレるリスクですが、心配する必要はないと思います。その理由をコチラの記事で詳しく解説しています。

>>Tandem・HelloTalkで友達にはバレません。安全な理由を解説

料金:Tandemの料金プランは3タイプ

基本無料で十分機能を使えるTandemですが、有料プラン”Tandem Pro”というものがあります。Tandem Proの料金プランは以下の3つ。

  • 1ヶ月…800円
  • 3ヶ月…1400円(1ヶ月あたり467円)
  • 12ヶ月…3800円(1ヶ月あたり317円)

一気に年単位で課金する方が1ヶ月あたりの値段はお得になるようです。課金をすることで多くの特典があります。特によく使われる主な機能を5つ紹介します。

  • 自動翻訳し放題
  • 広告が消える
  • プロフィールをトップ表示
  • プロフィールを見た人へメッセージを送れる
  • 近く(自分の現在地)にいる人を探せる

まずは無料で使ってみて、より機能を増やして使いやすくしたいと思ったら課金するのがオススメです。

Tandemnoアカウント登録・作成について

Tandemの登録方法についてはこちらの記事で詳しく解説されています。

>>Tandemの登録方法についてはこちら

ここまで読んで、Tandemを始めてみたいと思われた方はこの記事を参考に登録してみてください。

使い方:Tandemで外国語学習を効率化する方法

Tandemは言語交換アプリです。なので一番の目的は外国語を学ぶこと。そこで、Tandemを使って効率的に学習できるというポイントを解説します。

Tandemで学べることを事前に理解しておくことで、より楽しく学習できると思うのでぜひご覧ください。

  • インプット
  • アウトプット
  • 実践

上記の3つに分けて解説していきます。

【インプット】知らない表現を知れる

Tandemの良いところはインプットもアウトプットもできる点です。インプットとしては、知らない表現が知れます。

海外の人とチャットをコミュニケーションをとっていくので、最初は単語・スラングなど知らないことだらけで調べてばかりでした。

生の英語に触れられるからと、Tandemに興味をもっておられると思いますが、逆にそこが不安な方も多いのではないでしょうか。

相手の言ってることが理解できるのかな。相手の方に失礼になったりしないかな。ジョークとかもわからないし…

このようなお悩みを解決できる機能としてTandemには「翻訳機能」があります。ただ、使える回数は無課金だと1日に3回だけの制限があるため、より多く使いたい場合は有料プランに課金しましょう。

【アウトプット】覚えたての知識を実践で試せる

アウトプットしては、覚えたての知識を実践ですぐに試せます。1つ目でインプットについて書いたので、ここではアウトプットです。

チャットをするということは、当然こちら側からも相手にメッセージを送ることになります。そんなときに意識すべきことは以下の3点です。

  • 覚えた単語・イディオムを積極的に使う
  • なんというかわからないものを調べる
  • 瞬発的に、できるだけ早く返信する

これら3つのポイントを抑えることで、学習効率を上げることができるので詳しく解説していきます。

覚えた単語・イディオムを積極的に使う

知らない表現には何度も出会います。絵文字ですら、見たことないのばっかでした笑。

しかし「こういうのもあるんだー」と思っただけで、覚えられるほど人間の頭は賢くないので、新しい表現はすぐに使っていくことが大切です(インプット→アウトプット)

これは相手の反応もセットにして覚えることになり、知らなかった表現だったものが、1つの「流れ」として記憶により定着します。

これを意識することで、Tandemのチャット機能のみで効率的なインプット・アウトプットを実現します。

なんというかわからないものを調べる

日本語で返信が思いついて、英語にうまく訳せないなー。

毎回調べてばっかで意味あるのかな…

と、思われている方も多いかも知れませんが、僕は意味があると思っています。「その場で自分の表現できる英語に置き換える力」を鍛えられないから、毎回調べるのはよくないと思われる方も中にはいるかもしれません。

確かに生のコミュニケーションではいちいち調べることはできないですし、自分の知識で簡単な表現にしていくことは英会話で大切なことです。

実際、僕も最初は「翻訳を使わず、自分の頭でやるぞー」と意気込んでいました。しかし、しばらくして自分の知識の範囲で英語に置き換えていると、こんな壁にぶち当たってしまったんです。

「毎回、同じ表現ばっかり使ってね?」

そうなんです。僕も自分の頭で考えようとはしていましたが、使っている表現を振り返ってみると、受験期に英作文でよく使っていた”if〜,I 〜“と”as 形容詞 as“と”I want to 不定詞“ばかりに…

なので、自分の頭で考える力も鍛えながら、表現を暗記していくことも大事だと思っています。

自分の頭で考えることは絶対的に大事なのですが、その後に「ネイティブがよく使う表現・イディオム・言い回し等はあるのかなー」と調べる、”自分の知識を広げる作業”も大切です。

瞬発的に、できるだけ早く返信する

最後に「瞬発的に返信する」を挙げさせていただきます。これは、アウトプットに特化した英語力の鍛え方です。

文字通り、すぐに返信するということなんですが、Tandemでは海外の人とやりとりをするため、必然的に時差が生じてしまいます。なので、リアルタイムでメッセージをやり取りするという場面はあまり多くありません。

しかし、ここは自分で自分に負荷をかける”自重トレーニング”のようにやることをオススメします。

例えば、 “How are you?”などの簡単な質問に、瞬間的に”本音で”答える練習など。いつも適当に”I’m fine!”でもいいのですが、こういうところから自分の意思を英語にする練習を積むことをオススメします。

「英語がすぐに出てこない」と悩まれている方は『どんどん話すための瞬間英作文』という参考書がオススメです。実際に僕が、30日間毎日やった結果をこちらの記事で解説しています。

>>【実体験】『どんどん話すための瞬間英作文』を1ヶ月やって実感した3つの効果とおすすめの使い方

これら3つのコトを意識して、僕はTandemのチャットを英語の勉強に活用しています。

【実践】電話・ビデオ電話でスピーキング強化

Tandemでは電話・ビデオ電話の機能があります。ただ、「いきなり英語で電話ってオンライン英会話よりもハードルが高い」と思われる方もいるのではないでしょうか。

>>【厳選10社】初心者におすすめのオンライン英会話を徹底比較&ランキング

なので僕は英会話力向上のために「ジャーナリング」をオススメしています。

ジャーナリングについては【失敗しない】英会話力がUPするジャーナリングの効果的なやり方で詳しく解説しています。

ジャーナリングをすることで自分の中にスモールトークが蓄積されるので、実際の会話で全くのゼロから文章を考える場面が減り、気軽に話せるようになります。

ジャーナリングなどにも並行して取り組みながら、少しずつ電話にもチャレンジしてみてくださいね。また、ボイスメッセージを使う方法もあります。

相手の発音を聞き取り、コチラからも返信のボイスメッセージを送るのでリスニング・スピーキングの両方を鍛えられます。また、時間・場所に縛られないという点でもおすすめです。

Tandemは楽しく英語の勉強ができる良質アプリ

今回はTandemについて様々な観点から解説しました。みなさんのお役に立てれば幸いです。そして、この記事を読んでTandemを始めようと思われている方はぜひこちらの記事もご覧ください。

良い言語パートナーに出会うには、それなりにたくさんの人と話していく必要があります

しかし、自分のプロフィール写真・文章が魅力的でないと誰も目をくれません。

こちらの話しかけられやすくなるプロフィールの作り方の記事では、魅力的なプロフィールの作り方を解説しているので、これを参考に作るのがおすすめです。

他にも、既読スルーされない話しかけ方を解説した記事もあります。そして、チャットをどうやって続けていけばいいか分からないという人は、こちらの記事が参考になります。

>>誰でも外国人とチャットを続けられるようになるマインドと3つのコツ

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